グッズ厨をやめたい
『オタクはミニマリストになれない』と言われる最大の理由が、グッズへの欲。
新しいグッズが出るたびに物欲をおさえられず散財してしまう。飛んでいく諭吉、たまっていくグッズの山、たまらない貯金・・・
以前の私です。今はグッズ厨を卒業して、ミニマルに生きるオタクへと転身しました。
散財時代からしたら信じられない進歩ぶり…!
今回は、収集癖のあった私がグッズ散財をやめた理由をお話しします。
オタクはやめたくないけどグッズ厨はやめたい!という方に向けた内容になっております。グッズを集めることに否定的な考えは持っていません。
「楽しく推したい」、私なりの推し方についてもお伝えしたいと思います。
オタクがグッズ散財をやめた理由
これまで湯水のごとく散財してきた私が、グッズをほとんど買わなくなった理由を解説します。
収入が減って生活の不安に襲われた
私が最も散財したのは20代〜30代後半にかけて約15年間ほど。今になって思えば社会人生活のほとんどですね…(驚愕)
自分で稼いだお金を推しに貢ぐ、それはそれで幸せなことでした。ですが、残ったのは使っていないグッズの山と、残高のない通帳。
せっかく頑張って働いてきたのに、この歳で貯金がないってかなりヤバくないか?(30代後半)
さらに切実な事情ではありますが、感染拡大とともに給料が減ってしまいました。今年ついにボーナスが出なくなり、会社は危機的な状況です。
独身×一人暮らし。生活の不安に襲われ、散財をやめようと決意しました。
掃除のラクさを知った
物が減った部屋は、掃除がとにかくラク!
この快適さ、最高すぎるんですよ。
以前の部屋の一角
私は元々キレイ好きではありますが、掃除を億劫に思っている人間です。
掃除する時間、管理する手間、グッズが多いほど面倒!
今の部屋に飾っているグッズ
物が少ないと掃除も管理も本当にラク。
溺愛しているので、少なくても寂しくはない。
最高に可愛い存在です。
新たな沼に落ちたことで人と比較しなくなった
これまでの私は、グッズ量や現場歴が多いほど、推し歴が長いほど、心のどこかでファンとしての自信を持っていたんだと思います。
ところが1年半ほど前、未開拓のコンテンツ「アイドリッシュセブン」に沼落ちしました。
沼落ち後、果たして自分がファン(アイナナ界ではマネージャー)と名乗ってもいいのか?正直戸惑いました。
25年ほどファンであるGLAYと違ってアイナナの推し歴は浅く、このご時世で現場歴はゼロ(配信のみ)。グッズもほとんど持っていない。
それでも、大好きでたまらない・・・
この気持ちを信じて、人と比べず自分なりの推し方で推していこう。
そう思わせてくれたのが、アイドリッシュセブンという新たな沼との出会いでした。
物より思い出や気持ちを大事にしたい
あの世にグッズは持っていけません。「一生モノ」ならぬ「一生グッズ」ってなかなか難しい・・・
ですが、経験や思い出はずっと心に残ります。
推し活の中で一番幸せに思う瞬間は、推しが好きだと思う気持ちで満たされる時。
ライブやイベントに参戦している時、アニメやゲームのストーリーに心打たれている時、推しを堪能している時。
あぁ・・・好き・・・
この溢れ出る感情が私の推し活の全てであり原点。そう思えたことで、グッズ散財に歯止めをかけることができました。
グッズを我慢できない時に考えるべきこと
ミニマリストになっても、物欲が完全に消え去ったわけではありません。
散財しそうになった時の私なりの対処法を紹介します。
一晩寝かせる
グッズが発表されると、本能的に「うわぁ〜可愛い〜〜欲しい〜〜!」→ポチッ。
ってなりますよね。ライブやイベント現場でも同様。
値段関係なく、ほぼ無意識に買っていました。(確信犯)
翌日or次の現場まで迷ってたら売り切れてしまう!という焦りからすぐに買ってしまう私でしたが、一晩寝かせることで熱が落ち着くようになりました。
簡単に熱がさめるようなグッズは買わない方が吉。
本当に欲しいかどうか、時間を置いて見極めることが大事です。
使える?飾れる?
グッズを買う判断基準の一つが、使えるor飾れる?という点。
- 日常的に使える?
- 部屋に飾っても可愛がれる?
- 1年後も持っていたい?
- タンスの肥やしにならない?
グッズが悲惨な末路を辿らないか?ちゃんと考えることで、グッズ散財を抑制できるようになりました。
赤字にならない?
以前の私は、「赤字になってもボーナスで補えばいい」などという安易な考えを持っていました。(一番ダメなやつ)
ですが、ボーナスが出ない今は黒字必須。
グッズに限らず、収入に見合ったお金の使い方をしましょう。赤字になるようであれば諦める!
過去の自分の胸ぐらつかんで言いたい・・・
本当に欲しければ買う
よく考えた上で、自分の心が幸せになるグッズであれば買います。
我慢してストレスをためるのはよくない!
グッズ購入の判断基準はこちら
人の推し方を否定しない
自分が散財を控えるようになったからといって、グッズを買う人を否定するという考えは一切ありません。
自分の部屋はミニマルにしたいけれど、人のグッズ部屋やぬい撮りを見るのはとても好きです。
あぁ〜この人の元にいけてグッズは幸せだなぁ〜なんて思うようになりました。
これ、かなりの成長!以前は自分よりグッズを持つ人に嫉妬していました。笑
グッズの買い方も推し方も自由。
自分ですら推し方が変化するのに、人と違うのは当然!
自分ができる範囲で楽しく推す
グッズに対する欲は減っても、推しに対するワクワク感は全く消えませんでした。
何かしらの発表があると心が躍りまくるし、楽しみがあるから頑張ろう!という元気を貰えます。推しとはそういう存在。
生活やお金のことを考えて、自分ができる範囲で楽しく推す!
最後まで読んでいただきありがとうございます。よきオタクライフを!
こんな部屋に住んでいます
オタクグッズの片付け、実践編はこちら